基礎用語の説明

FX自動売買の基礎知識
このページは、FXの基礎用語について記載しています。
FX投資を行ううえで、下記の用語が何かは分かっていないとミスによる大損を出しかねません。
以下の内容を確認し、言葉の意味を理解しておきましょう。

取引数量(Lot)

取引数量(Lot)とは簡単に言うと売買をする時、
どれくらいの量を売買するか決める数字です。
資金が少ない中で無理に多くの取引数量で売買すると
少しの数値の変動で大きく損益が変わるため危険です。
自動売買では、一番気を付けて設定する必要があります。

スプレッド

スプレッドとは通貨の買いと売りの差額です。
いわゆるFX会社に払う手数料です。
自動売買を行うと取引を開始した時点で
マイナスになっているのは、スプレッドがあるからです。

必要証拠金

必要証拠金とは、ポジションを持つのに最低限必要な証拠金の金額です。
国内FX業者では「レバレッジ25倍」までと決まっていますので、
例えばドル円が110円のときに1,0000通貨買うと、
必要証拠金は110×10000×4% = 44,000円必要です。
XMでは「レバレッジ888倍」まで設定できるので、
同じ通貨を買うための必要証拠金は1,239円です。
レバレッジが高いと取引がたくさんできるのはそのためです。

証拠金維持率

証拠金維持率とは、有効証拠金を必要証拠金で割った数値です。
有効証拠金とは現在含み損益を含めた口座にある保有金額です。
有効証拠金が10万円で必要証拠金が5000円だった場合、
証拠金維持率は、100,000円÷5,000円 = 2000%となります。

ロスカット

ロスカットとは損失が膨らんだ場合に強制的に取引をストップする仕組みです。
FX業者によって強制ロスカットの基準は異なります。
国内FX業者の多くは「証拠金維持率が100%以下」がロスカット基準になりますが、
XMは「証拠金維持率が20%以下」がロスカット基準です。

取引時間

FXの取引時間は、月曜日の早朝にオセアニアから取引時間が始まり、
土曜日の早朝にニューヨークの取引時間が終わるまでの間です。
日本時間の月~金ではありませんので、ご注意ください。

ナンピン

ナンピンとは損失が出たときにポジションを増やすことです。
ナンピンは初心者がむやみに行うと損失を拡大する可能性が高いですが、
平均売買価格を下げて次回の反発で利益を伸ばすことも期待できます。
ただ、ナンピンをむやみに連発するEAは資金がなくなる可能性が高いため注意が必要です。

ポジション

ポジションとは新しく取引を開始し、売買を行っている状態を指します。
買う時は「買いポジションを建てる」、
売る時は「売りポジションを建てる」と言います。
売買も行っていない状態を、「ポジションがない」、「ノーポジ」と言います。

pips(ピップス)

pips(ピップス)とは、ドル円やユーロドルなどの通貨ペアの価格変動を表す数値です。
円との通貨ペアは1銭が1pipsとなり、
ドルとの通貨ペアは0,0001ドルが1pipsとなります。
「取引数量(Lot)×pips」で利益や損益を計算できます。

雇用統計

日本時間未明に発表されるアメリカの経済指標です。
アメリカの雇用統計はFX市場に与える影響は大きく、最も注目される経済指標です。
この雇用統計前後は、値動きが非常に荒れるケースが多く、
自動売買を行うEAによっては稼働を止める必要のあるEAもあります。

東京タイム・ニューヨークタイム・ロンドンタイム

FXの三大市場の東京・ロンドン・ニューヨークが
開かれている時間は多くの取引が行われます。
日本時間の朝〜夕方までが東京タイム、
夕方〜夜がロンドンタイム、夜〜未明までがニューヨークタイムです。
FXは日本時間の20時~午前2時までが1日のうちで、
最も取引が多い時間とされています。
以上の内容がFX市場に入るうえで最低限知っておくべき知識になります。
気になった言葉があればご自身で不明なままにせず、一度検索してみてください。
そのことでご自身の資金をなくす不安を減らすことに繋がります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました